2012年 05月 24日
manfrotto 410 さっそく分解
持っているジッツオの古い自由雲台とかベルボンの安い自由雲台とか、カメラアングル決めてノブで固定するときに、グニっとずれるんですね。ビミョーに。カメラの重さで。これがヒジョーにイライラする。ちょっと変えたい時もノブ回すと全フリーになるので、またやり直し。で、グニッとずれるのを予想してノブ固めると、うまくずれなかったりして最後には三脚自体をちょっと蹴って動かしたり。
世の中にはそれはそれはクソ高い自由雲台があるのですが、そこいらのイライラを解決したものだそうで、なるほど値段の高さはそこに出るのと。でも、アルカのB1なんて5万円も出せるかー!
フィギュア関係のBlogみてると、このマンフロットの410や405使ってる人がいて、皆々絶賛してるので、乗っかろうかと。
行ったものの、お取り寄せ製品でして手に入れられず。これは買うなという事だなと。ついでに最近できた悪の巣窟その2に行ったら中古で置いてありました。即買い。意志の弱さが憎い。
ここのぶぶん、アルカスイス互換にしてくれないかのう。世の中にはこの人のように、ステキ改造してアルカ互換をつけちゃってる人もいます。統一すれば楽になりますね。
自由雲台のようにぐらつかず、構図を微妙に変えたりがさくっと決まるステキギア雲台。この方向を微調整するノブなんですが、異様に固く、特にフリーにするためのノブなんか渾身の力入れないと回らないので、どういう構造になってるか知りたい。
さて、さっそく分解またかよはいそうです。
Netみてると、この真鍮ギアが削れて故障になるようです。ちゃんとかみ合わない状態があるのか。
なるほど。軸が偏芯してるのか。ノブ根本の手裏剣みたいなのを、ガコっと回すと、ウォームギア自体が相手ギアから外れてフリーになるのか。力加減はこのスプリングだな。これヒト巻切ったら柔らかくなるかの? あー、でもこのスプリングの力でギア抑えてるので、柔らかくすると相手ギアから浮いてガリガリ削って故障の原因になるかー。うー、今はさわらないでおこう。
他に謎構造もないので、ついてるウレアグリスふき取って、二硫化モリブデンつけて再組立て。
フリーノブをチカラ要らない組み換え方法も発見したんですが、ギアの押さえつけ加減が故障の原因になると予想されるので、押さえつけが柔らかい組方だと怖い考えになっちゃうので、中止。あのバネのすこし柔らかいがあればなぁ。
三脚付でナンデこんなに安いん?と店員に聞いたら、410自体そんなに売れるものでなし。475B三脚はクソ重たく、このカーボン全盛期にはもっと売れない。ので、安いそうだ。
by svetlana | 2012-05-24 02:25 | Photo