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the black echo

爆音

おうちのキューブPC「虚弱体質」さん。
865でP4-3Ghzなモウ時代的には2世代前のイロイロ人生に疲れた感じの子です。
夏になると熱いといっては暴走(扇風機当てるとOK)し、冬は寒いといって起動しないし(止まったまま30分ほどほっておいてリスタートするとOK)
まあ、かわいい子です。

・・・
嘘です。ツネヅネ死ねこのクソ野郎とか毒づいてます。

で、この子最近爆音立てるようになって、もういいかげん切れてきて捨てたいです。

前にメモリが死んだ事が確定して、先日なんとか1GBデュアルチャネルまで復活させましが、イロイロBIOS設定いじって失敗→BIOSクリアまでやってたわけです。
その際にグラボはずして、マザーボードVGA出力でBIOS設定してたんですが・・
意外に静か。
お。中のCPU&電源&エアフローの3役を無理クリこなされてる8cmFANは静かなんだ。
やっぱりグラふいっくボードのファンの音がでかかったのね。

3DFPSポリゴンぐりぐりゲームをすると、GPU負荷かかってその際のグラボ冷却ファン最高回転になると音がデカイ模様。
イロイロNetさぐってると、ASUS製6800GTは「熱い、熱暴走、電気食う」などイロイロ酷評されてます。

ふむ、グラボ変えるか・・
と、さっさと買えればいいんですがいかんせん日々の生活にもいろいろ困る貧乏人。
そこで、知り合いに「イマドキAGPのグラボなんかつかってないでそ?くれー。つかくださいお願いします。くれなかったら、毎日AM2時にかわいい子猫の写真送って寝れなくしてやります」と、嫌がらせmailを送ってみますと2名ほど「コレでも使え貧乏人」という暖かい支援の言葉とともに、送られてきました。1枚はAopen製、モウ一枚は今もってるのと同じASUS製。双方ともGF6800。

まずは今のと同じASUS製と取り替えてみますと、はじめは調子いいんですが、高負荷かかると爆音が。元持ち主に聞いてみると、やはりこの爆音に耐えられなくて、PC一式買いなおしたそうで。まあ、そうだよな。うん。ちょっと酷使しすぎてたかもしれないと元の持ち主はいってますが、エロゲを延々とやってダウソばっかりしてるダケだからGPUに負荷はかからんだろうが、ていうかお前にGF6800はもったいないぞ。さらにいうと一式買いなおした965システムなんて絶対にいらねぇ。なんて真実指摘すると、またニートに戻りそうなので大人な笑顔で沈黙。

で、Aopen製の方を試してみると・・・ 起動せず。
しょっぱなから壊れてるんかと思いましたが、2ヶ月前まで動いていたということ。うーん何だろう?とイロイロ探ってみると・・・ 消費電流がでかかったようでw ごめん250W貧弱な子なのでそれは無理。

ココでピキンとひらめき。この動かないがファンは回るAopnグラボのファン自体はかなり静か。これを今のヤツに付け替えたらいいんでね?オレ賢い??
と、喜び勇んでAopnからファンはずして、ASUSに付け替えてみる。ちとヒートシンクがでかいので、コンデンサをちょっと曲げたりして無事換装完了。
起動してみると・・・・おおお、超静か。CPUファンと同じくらいだ。すばらしい。オレの賢さに乾杯とか一人イキガッてみて早速FF11にログイン。
しばらく動かしてみると、あれ?画面がちらちら・・・
む、所々ポリゴン抜け?
・・ もしやこれ、FX5700で体験したGPU熱暴走・・・
慌てて、PC落として、もう一回立ち上げてGPU温度みると110℃になってる・・・
ありゃ、コレはダメだ。爆音状態でも60℃ほどなのに、そりゃ暴走するよな。
うーん。としたら、ファンが静音のための低回転が仇となって冷えてないみたいですね。改めてスペック見ると、Aopenの6800は低クロック版と書いてある。うん。だめ。

さて、ここに無駄な6800グラボ3枚抱えてまったく前進見られない私が次にとる手段は・・・
ファンばらすか

もう、部品単体をうにゃうにゃ触るのめんどくさいので、そういう事態になったらさっさと買い換えるという身上にしたのですが、泣くこと貧乏には勝てない。よくやるイジリ壊してしまう危険性もあるのですが、今回は爆音状態とはいえバックアップがあります。いけるぞ自分。がんばれ自分。

さっとファン部をはずして、ファンブレード(モーターが中に仕込んであって、軸も出てる)と軸受け(ベアリング)を分離することに。軸→軸受け(ベアリング)はCリングスナップで止めてあるんで、コレをなくすとまた組み立てられないので慎重にはずして・・ うんなかなか取れないな・・・ お、とれそう・・
ぴんっ

Cリングがどッかとんでっちまいました。
ああ、お約束すぎて目も当てられませんが、こんなこともあろうかと、四方をダンボールで囲った中でやってたので、かこいの天井側にくっついているのを発見。さすが時計を108個に分解して元に戻せずに親にこっぴどく怒られていた過去からは進化しているようです。えらいぞ俺。いやいやそんないことはありませんですぞ俺。脳内で絶賛の嵐が収まるのをまってじっくり観察。

ベアリングは封入してるので、バラせそうもない。一番音立てるのはベアリングの中が粉砕されてることなんですが、内側くりくり回しても特段の違和感は無い。ふむ。こっちはOKなのか?あー、実はボールベアリングなんか使ってなくて、スリーブベアリングかも。そういえば、Cリングのところ、なんかオイルっぽいもの漏れて乾燥した跡あったなぁ。

あと考えられるのは、軸とベアリングの接点か?構造的に、軸とベアリング中側が固定になっていないといけない?としたら、これが動いてるからがらがら音立てるのかな?? それにしては軸とベアリング内側が固定されてる雰囲気ないなぁ。よくわからん。CリングでとめてるからそれでOKなのか?だとしたら、雑w いや、安いものだとそんなものかもしれない。
ので、軸とベアリングの間に二硫化モリブデンをぬりぬり。うーん、意味無い様なきがしてますが。回ったらいけないんだが、回ったら音立てるからそこにグリスを塗る。アホな対策ですな。

それで再組み立てして、グラボに取り付け→PCすいっちおん。
おー、静かだ。やっつけ療法は成功。
構造的にあそこは回転しちゃだめなような気がしますが、そこが回って音立ててるのは間違いないので、そこにグリスいれたら静かになる。まあ、これはあたりまえ。
あー、もしかして今は単に軸とベアリング間がグリスの粘度によってくっついてるだけかも。そのうちグリスが四散するだろうから、またそのとき考えよう。←行き当たりばったり。

スリーブベアリングにグリスだかオイルだか無理繰り入れるなんて、できないだろうなぁ。
めんどくさいな。同じサイズのベアリング買ってきて入れ替えたら、すっきりするかも・・・(すでに、目的と手段が脱線転覆爆発炎上)

とまあ、ようやく静かなPCになりました。GPU温度は55-60℃。さっき100℃超えたのはダメですね。こわれてなきゃいいんですが。FFもDOOMもポリゴン抜けなし。
まあ、社外品のGPUクーラー買えばいいんですが、2千円ほどで買える。が、そういうのはたいてい静音うたってて、なおかつヒートシンクが剣山か盆栽のようにデカイ。なので、キューブなこ構造のこの子には入らないんですね。


結論。
古いシステムを維持するのは、新しいシステム導入するより金がかかる。

by svetlana | 2007-03-26 17:51 | trash

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