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the black echo

買う前に悩むより買ってから悩め。

先日のGWくるまでごーごーのPOSTに約2名からヴァナで質問をいただきました。
いくつかニュアンスが分かりづらいモノを再度説明します。

某氏「ロータス ヨーロッパってそんなに車高、低いいんですか?」
ええ、低いですぺったんこです。某ホテルの駐車場にてU20のスイーツ女子がヨーロッパを指差して「はんぺんwwww」と評しました。ニュアンス分かっていただけますか?
では具体例を
買う前に悩むより買ってから悩め。_d0062535_10335243.jpg

上記写真は「左側に海が見えるぞ」ということで、助手席から左の窓風景を写したものです。

・・・ んだかわからない?
いいえ、カメラのせいじゃありません。
一番上が空(窓のガラスもうつってます)。真ん中の黒い部分が「ガードレール」その下が「海」です。そう、ガードレールの「下の隙間から」海がみえるのです。が、たいていはガードレールが邪魔して見えません。ま、実際窓の外みてるより、水温系ドキドキしながら見守ったろ(たまにたたいて針が引っかかってないか確認)後ろのエンジンから変な音出てないか?とか異音に耳をすましたり、加速ポンプが息継ぎしはじめたら止まってキャブレータ冷やしたり(暑くてパーコレーション起こします) エンスト起こし始めたらアイドルスクリューちょっといじったり(ウェーバーはドライバ1本ですむから楽だ。)とまあ、やることいっぱいなので車窓に文句はありません。もちろん、デートには使えませんね。100%嫌われます。

某氏「値段高いんでしょ?あともっとかかりそうだし。」
ええ、軽自動車の値段とはいきません。1960~70年代の車は車両価格はピンきりです。しかも、買ったらすぐちゃんと故障なくまっとうに動くかというと、経験上「まず動きません」必ず壊れますし、はじめから壊れてます。中古日本車を乗る感覚だとえらい目にあります。車を扱うshopにもよりますがいわゆる「レストア済み」の概念にも幅があります(ありすぎて困るんですがね。)
以下に目やすを書いておきます。
車両価格 200万:コノくらいの値段ついてると、なんとか自走して店から家に帰れる状態
1年目:すぐにあちこち壊れてはじめて、部品交換し始めます。最低100万かかりますね。
2年目:やはり、メジャートラブルは続きますが、まえは1ヶ月に1回が3ヶ月とかどんどん長くなっていきます。やっぱり50万円は用意しておきましょう。あと車検にも30万くらい覚悟してください。
3年目:マイナートラブルは続きますが、ほぼ自力で直せます。そのころにはたいてい車に関する知識がついてしまってますから。部品もホームセンターでよく似たものを代用加工してつけたりします。それに伴い今度は工具が増えて行きます。
車本体だけでだいたいの例をみると、コレくらいかかってます。たいてい2年目でメゲてしまう人がほとんどですね。
以降レースよりに金かけるか(ロールゲージ入れるとか)、快適性にかけるか(クーラー積むとか)で走るための維持費がオプション維持に変わってきますが、日常走る分には困りません。手持ち200万そのあと年100万*2年分のよゆーがある方は、ぜひともこの泥沼にはまってください。

by svetlana | 2008-05-12 09:12 | Moter

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